2010年2月27日土曜日

【浜坂支部】『カヌープロジェクトPartⅢ』製作開始!

(社)兵庫県建築士会 浜坂支部青年部会では、2年前から

『カヌープロジェクト』を行っています。

今年は参加者を一般から募り、より多くの方に関わっていただけるよう準備を進めてきました。

いよいよ、一般参加者を交えて製作工程が始まります。



『カヌープロジェクトPartⅢ』(1日目)

◇日時:2010年2月27日(土) AM10:00~PM6:00
◇場所:旧香美町立兎塚中学校

◇参加チーム:
   キャプテン、(社)奈良県建築士会青年委員会、あかい工房、兵庫プレカット

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浜坂支部の橋部会長に報告してもらいます。



2010年2月27日(土) AM10:00~PM6:00
《事業の目的》
現在、山陰海岸は日本ジオパークから世界ジオパーク加盟へ向けて地域の熱い期待を受けています。
地質学的な歴史を探るうえでは、非常に重要だといわれているジオパークへのアクセスを、陸からのアクセスではなく、海からのアクセスを行います。
そこへアクセスする手段として、私たちが構想段階から3年を要した間伐材製カヌーのノウハウを活かし、趣旨に賛同いただいた製作者の方々と共に、間伐材製シーカヤックを製作し日本海へ漕ぎだし、山陰海岸ジオパークを応援する。
《主な事業内容》
1.
里山保全と環境学習我々建築士も製材された木材ばかりを扱うのではなく、原木の知識も当然なくてはならない。
また、人が生きていくうえで、環境への配慮は必要不可欠なものであり、環境をむししてのものづくりはありえない。
2.
間伐材利用啓発 原木の丸太を製材後、自然乾燥を行い、部材加工し、手作りのシーカヤックを製作することにより、間伐材のひとつの利用方法を見出す。
3.
コミュニケーション 各種団体、家族、企業、有志等、最初から様々な方面からの製作者を募る。
同じ場所で1グループ1艇製作し、参加者全員が1人1本パドルを作製する。
その過程において、初めて顔を合わせた人たちが自然と関わり合いが持て、将来的にも交流が図れるようになることへの期待を秘めている。
4.
地域活性化 自らが作製したシーカヤックに乗り山陰ジオパークをツーリングすることで、積極的にアピールでき、学術的にも観光的にも有効な効果を与える。
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《建築士の関わり》
・他団体とのまちづくりの模索。
・手作りのシーカヤックであるため、製作状況やエピソードを問われることが多く、建築士会としての深い関わり合いを語ることができ、事業への関わり方を地域の方々へ広めることが出来る
《今後の課題》
・間伐材の伐採からの事業を継続していくにはエネルギーと製作に長期間を要するたま困難。
・出来上がったアイテム又、ノウハウを利用し他団体も巻き込みながら新たな事業展開を行う必要がある
(報告者:浜坂支部青年部会長 髙橋徹)


浜坂支部の橋さん、報告ありがとうございました。
今年はシーカヤックを作られるとのこと。
出来上がりが楽しみですねぇ~。
今後も報告よろしくお願いします。
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