2010年1月15日金曜日

【報告シート】【明石支部】 『防災学習(小学5年生)』開催

明石支部100115

(社)兵庫県建築士会 明石支部 青年部会(部会長 栗林貴志)
防災学習 小学5年生 

【明石支部】防災学習(小学5年生対象)

(社)兵庫県建築士会 明石支部青年部会では

2010年1月15日(金)に母里小学校で防災学習を行いました。



防災学習(小学5年生対象)
日時:2010年1月15日(金) PM1:30~3:30
場所:稲美町立母里小学校
対象:小学5年生

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当日の模様を明石支部青年部会長の栗林さんが報告してくれます

明石支部青年部会では、子どもたちに日頃からの防災意識の向上を目的とした防災学習を行っています。
今回は、15年前の1月17日に起こった「阪神大震災」をいつまでも忘れないようにと、「1.17」を二日後に控えた1月15日に加古郡稲美町にある町立母里小学校の5年生50人を対象に、行ってきました。
明石支部青年部会のメンバーと明石工業高等専門学校の中川先生、そして今回は高専の学生さんも参加して行いました。
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スクリーンに映し出す映像や教材を通し、質疑応答も交えて阪神大震災の凄さや、直ぐにでも出来る防災準備などをテーマに2時間行いました。
今年は母里小学校での開催となりましたが、明石支部青年部会では、加古郡稲美町内小学校において、高学年を対象に毎年、防災学習を行っています。
このような啓蒙活動というのは、もちろん内容を充実させていく事も大切ですが、地道に続けていく事こそが本当に大事な事だと僕たちは思います。
大震災を経験した兵庫の建築士として、今後もこのような活動を続けていこうと思います。


明石支部の栗林部会長、ありがとうございました。
兵庫県建築士会では、本部の防災委員会を中心として、様々な防災・減災活動に取り組んでいます。
建物を建てるだけでなく、その建物に住む人間が安全に暮らせるように考えるのも建築士会としての重要な取り組みのひとつではないでしょうか。

みんなで頑張っていきましょう。
事業報告シートはコチラ

2010年1月13日水曜日

【加古川支部】『地域産業担い手事業』に参画してきました

(社)兵庫県建築士会 加古川支部 青年部会では
地域の学校と協力して、次代の匠を育てていく事業に参画しています。



平成21年度 
 『地域産業の担い手育成プロジェクト』
     (建設産業人材確保育成モデル事業)


◇日時:2009年8月~2010年1月13日
◇場所:加古川市立志方小学校
◇対象:東播工業高等学校(土木科、建築科)の生徒 32名

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◇協力・連携組織
   :国交省・文部科学省・加古川市教育委員会・志方小学校PTA
   :㈱タケフジ ㈱吉川商店・(有)巧建築工房・関工エンジニア㈱・小林設備㈱・㈱山口電気


それでは、加古川支部の竹下さんが報告してくれた事業報告シートをもとに報告します。



2009年8月~2010年1月13日
《事業の目的》
加古川支部青年部会では、次世代の人材確保を目的として行われている
『平成21年度 地域産業の担い手育成プロジェクト(建設産業人材確保育成モデル事業)』
に参加している東播工業高等学校(土木科、建築科)の生徒たちに、より実践的な技術指導を行う事で、事業への参画を行いました。
《事業の内容》
(はじまり)
土木科(建築科)の実習先を探していた同校(東播工業高校)と、環境学習に力を入れる同小(志方小学校)の希望が一致。
「校庭に東屋を作成する」
(作業の流れ)
同校土木科・建築科・電気科の敬3科の3年生24人が基本案を計画、建築士会及び地元建設業が協力して図面化、8月に着工した。

9月末より毎週木曜日に㈱タケフジ(竹下孝行 加古川青年部役員)の加工場にて製材を行い、10月15日に上棟した。
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志方小学校での作業風景

その後毎週木曜日に作業を行い11月19日に完成。
同日視察に訪れた国交省の方々に面会、意見交換をさせていただいた。

1月13日に完成式典を行った。
地元テレビ局、新聞社の取材をうけた。
《建築士会の関わり》
・土木科生徒への測量の指導
・側溝、庭園の設計施工の指導
・東屋の設計
・技術指導     などを行った。


加古川支部の竹下さん、報告ありがとうございました。
長尾部会長をはじめとする加古川支部の皆さん、8月から1月までと、半年間をかけての作業お疲れ様でした。
現在の日本において、技術者不足は深刻な問題となっています。
「ものを作る楽しさ」「よろこび」を上手に次世代に伝えていく事は、本当に大切なことだと思います。
「地域に根ざした建築士会」を目指し、今後もこのような活動を精力的に行っていきましょう。
がんばりましょう。

2010年1月10日日曜日

【淡路支部】「地震災害から家族の命を守ろう」を見てきました


昨日の阪神支部の活動に続いて、この日は海を渡った淡路支部での活動の紹介です。
兵庫県建築士会 淡路支部青年部会の皆さんが親会の方と一緒に活動されていました。




 耐震・減災対策を進めよう
  ~地域と建築士が連携する体験講習会~


『地震災害から家族の命を守ろう!』
   身近な減災対策を地元の建築士がサポート

日時:平成22年1月10日(日) 14:00~
場所:北淡震災記念公園内 セミナーハウス
参加費無料

主催: (社)兵庫県建築士会 淡路支部
協力団体: 北淡震災記念公園 株式会社ほくだん、
        (社)兵庫県建築士会「Eディフェンス兵庫実験研究会」
後援団体: 淡路県民局、淡路広域消防事務組合、淡路市教育委員会、
        洲本市教育委員会、南あわじ市教育委員会

















2010年1月9日土曜日

【阪神支部】「地震災害から家族の命を守ろう」に協力してきました。

兵庫県建築士会 阪神支部青年部会では、

本部「E-ディフェンス兵庫実験研究会」が主催する講習会のお手伝いをしてきました。



阪神・淡路大震災15周年記念事業
 耐震・減災対策を進めよう
  ~地域と建築士が連携する体験講習会~


『地震災害から家族の命を守ろう!』
   身近な減災対策を地元の建築士がサポート

日時:平成22年1月9日(土) 14:00~16:30
場所:西宮市民会館及び会館南側の公園内
参加費無料

主催:(社)兵庫県建築士会「E-ディフェンス兵庫実験研究会」
共催:(社)兵庫県建築士会 阪神支部
後援: 西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、猪名川町

防災チラシ

当日の模様を阪神支部青年部の安田君に報告してもらいます。
(報告記事は、阪神支部青年部のブログからの転載です)



当日は西宮戎が始まった日で、多くの方にご参加いただきました。
まずメイン会場である西宮市民会館にて
東京大学名誉教授であり財団法人日本建築防災協会理事長である
岡田恒夫先生の基調講演を頂きました。
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続いて
岡田恒夫先生を始め
生島一明氏 (兵庫県建築指導課長)
森田 順氏 (西宮市都市局長)
静岡県地震対策担当職員様
細束真由美さん (NPO法人 阿波グローカルネット)
四宮忠明氏 (建築士:構造担当)
垂水英司氏 (社団法人兵庫県建築士会会長)
藤谷秀雄先生 (神戸大学教授)
の皆さんによる公開討論会が開催されました。
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また外部ブースでは、プロセブン株式会社さんより地震の体験ができる起震車が登場。
多くの方が震度7の揺れを体験されました。
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そのほか、木造構造の軸組み模型を展示し、筋交い等の説明を行ったり木造の「仕口」と呼ばれる
接続部分の展示説明なども行われました。
私の担当はこれ。
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・・・中に人なんていませんが、一応担当ということで。


当日に実感したこと。
震災から15年経って、街の姿はほぼ元の姿を取り戻しています。
小さな子どもたちは、震災のことを知らない子供たちも多くいます。
でも・・・
いろんな方に声を掛けさせていただきお話しさせていただきましたが、半数くらいの方から聞いた言葉。
「もう思い出したくない・・・」
いくら街は復興が進んでも、人の心のケアはまだまだ必要なんだなということ。
私たち建築士は、まさに建築のプロとして日夜頑張っています。
地域の住民の皆さんに、建物として形のあるものとして防災を進めると同時に「安心できる」気持ちを提供してあげることが必要なんだなと感じました。
そのためには、私たち建築のプロがもっと存在を知ってもらい、身近な存在として地域の皆さんの安らぎの材料となるよう頑張らなければなりません。
間もなく1月17日がやってきます。
今一度、辛いことかもしれませんがあの日を思い出して、みなさんで話し合ってみてください。

報告者:安田和人(阪神支部青年部会所属)


阪神支部の安田君、報告ありがとうございます。
私も、イベント終了後、阪神支部青年部の方と合流して
「反省会&今後についてのディスカッション」に加わったのですが、阪神支部の皆さんはいつも前向きで、そして抜群の行動力を持ってられるので、本当に感心させられます。
「防災」というキーワードは、兵庫県に住む建築士として、多分これから先もずーっと考えていかなければならないと思います。
一緒にいろんなことを考えましょう。
阪神支部青年部のブログはコチラ
最後になりますが、今回の事業の後援先を見てみると阪神支部の各市から後援を取ってられるようです。
(西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、猪名川町)
聞けば、青年部員が、各々の市を後援のお願いに廻ったとの事。
行政の方へ説明し、理解してもらう。簡単そうなことですが、実際は大変だったと思います。
廣瀬部会長をはじめ、阪神支部青年部の皆さん、本当にお疲れ様でした。