その会議が始まるまでの時間を利用して、滋賀県建築士会青年委員会の皆さんが宿場町草津の魅力を紹介してくれました。
見学会の案内チラシとパンフレット



今回の見学会は、草津本陣と、その横で現在工事が進められている物置などの改修工事現場の見学となります。
近建青メンバーと、地元滋賀県建築士会のメンバー等で総勢20名ほどの参加者が集りました。
私も、そうそう滋賀県まで足を伸ばす機会などありませんので、楽しんで参加してきました。
続く
午前10時にJR草津駅に「草津だよ!全員集合!」とばかりに集りました。


草津駅前の草津らしいオブジェ
一行は、草津駅を離れ、見学会場の草津本陣へ徒歩で移動
道程に、草津川が見えてきました。

ガードレールが掛かっているところが橋で、その下が川になるのですが、
この川には、水がない。

水が流れていない川は、日本中に、他にもあるとは思いますが、この川のビックリするところは


川の下に、線路が走っているところで、写真ではわかりにくいのですが、川底の高さが、周りの地盤よりも高くなっている「天上川」になっているとのことです。
うまくお伝えできないのが、残念でならないのですが、実際に見てみると、ちょっとビックリしますよ。

本日の案内は、滋賀県建築士会の、野邑さんが引き受けてくれてます。


川の下には、トンネルもあります。トンネル内の道路の高さが周りの地盤の高さとなります



草津が宿場町だったことを物語る石碑と、名残の残る建物とポスト
さて、そうこうしている内に、草津本陣に到着です

立派な門の横を通り抜けて、裏手の工事現場に

来る途中に川岸から取った、工事現場全景

ちなみに、工事現場側から川岸を見た写真

やっぱり、川が周りの地面より高いのがわかってもらえるでしょうか。
まずは、滋賀県建築士会・湖東支部支部長からのご挨拶

地元の教育委員会の小川さんや岡田さん、施工会社の西澤さんもお揃いです。
第1期工事では、母屋を中心に7年かけて、現在は2期工事となり、物置と乾門の改修を行っています

草津本陣も、本陣行だけではなり行かず、副業として材木商をされていたとのこと
その時の、材木を置く倉庫として、物置は作られたらしいのですが、倉庫は倉庫、ある意味適当に作られていたようで、修理なども安普請で行われていたようだとの説明があり、今回の改修工事も困難を極めているとのこと。

文化財保護課の岡田さん
第2期工事は3ヵ年事業として、物置の壁や屋根の改修を行っています

先日の、三田支部で行われた勉強会でも見せていただいた土壁、発酵は既に済んでいるようであまり臭いませんでした。


瓦は、三河、三州瓦(愛知)を使用しているとの事。木曜日の瓦の勉強会では淡路瓦を勉強しましたが、滋賀県は、愛知の方が近いのでしょう。



外部に続いて内部の見学






説明はたくさん聞いたのですが、あまりにも内容が濃すぎて説明し切れませんので、写真だけでお楽しみ下さい。
物置に続いて、乾門の見学

草津本陣の正面玄関が表門とすると、乾門は裏門といったところでしょうか。

工事中なので、わかりにくいですが、ここに門扉が付いていました。
乾=犬+猪(ダジャレですが・・・)



昔も遊び心はあったようで、鬼瓦のレリーフに犬と猪が

珍しいのでみんな写真を撮ってました。
物置と乾門の見学も終わり、草津本陣の見学へと移ります。
草津本陣は、撮影禁止との事でしたので、写真はありませんが、草津本陣の中は、昔の大名が泊まった時の様子が思い出され、とても見ごたえのあるものでした。


2時間ほどの見学会でしたが、とても充実した内容で、とても貴重な経験が出来ました。
滋賀県建築士会の皆さん有難うございました。
最後に草津本陣を前に一枚

別にふざけているわけではありません・・・
2009年9月19日 滋賀県草津にて