2009年9月17日木曜日

【神戸支部・阪神支部】異業種勉強会『瓦について』

(社)兵庫県建築士会 神戸支部青年部会では、
このたび阪神支部青年部会と協力して勉強会を開きました。



異業種勉強会
『瓦について』


◇日時:2009年9月17日(木) 19:00~
◇場所:兵庫県私学会館
◇主催:(社)兵庫県建築士会神戸支部青年部会
◇連携:(社)兵庫県建築士会阪神支部青年部会

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◇協力:兵庫県屋根工事業連合青年部

事業報告シートから報告します



事業の目的
日本家屋の重要な建材の一つである瓦を建築士にもっと知ってもらう
異業種勉強会を通じて、他支部(阪神支部)との接点を高める
事業の内容
(概要)
・『景観に貢献する瓦の魅力と設計』というタイトルで、瓦の歴史、特長、種類についての勉強会
・よくわかる瓦屋根設計というマニュアル本を参加者全員に配布 勉強会の後、懇親会を行う
(詳細)
今回の事業は兵庫県屋根工事業連合会 青年部の方々を講師に招き、阪神支部との共同事業として行いました。
内容としては、
第一部
「瓦の歴史・景観と瓦の力」と題して説明があり、その後①「瓦屋根は地震に弱い」本当でしょうか?②「選ぶなら粘土瓦。」という二つの冊子から、さらに詳しい瓦の説明が行われました。
第二部
「瓦の新技術」「屋根に求められる条件」という二つのテーマから現在の最新瓦屋根の状況(新性能、新形状、新素材)の説明が行われました。
休憩をはさみ(その間に展示物の説明、質問等を個々にされていました。)
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第三部
よくある質問や現場での問題点に対する回答を頂いたり、逆に講師側から建築士への質問等もあり、大変充実した二時間の勉強会でした。
建築士のかかわり
古い町並みや、風情のある町並みを守る事。それは文化を守ることという意識を建築士みんなが持ち、日本建築の特徴を後世に継承する事が、我々建築士に課せられた大きな使命の一つだと感じました。
今後の課題
①異業種勉強会は年間での開催回数を増やし、他業種の方々との接触頻度を高め、互いにメリットのある事業開催を検討していこうと思います。
②他支部との共同開催の際の、費用や作業の分担の方法については事前にもう少し調整の必要性があると感じました。


神戸支部の荒川部会長、どうも報告ありがとうございました。
最近では、瓦を使った建物は減ったように思います。
それは、お施主様の要望に沿ったところが大きいのでしょうが、お施主様に提案する建築士(設計士・施工会社)側が瓦の良さを今まで以上に勉強し、豊富な知識を身に付けることが必要なのではないでしょうか。
私も、この勉強会には参加させていただきましたが、知っているようで、意外と知らなかったことも多く、非常に有意義な勉強会でした。
その時に書いた報告記事はコチラ
今後も、このような勉強会をどしどし開催してください
事業報告シートはコチラ