山形県で、建築士会連合会の全国大会が開かれました。
今年の全国大会には、近畿建築士会協議会青年部会の代表として兵庫県建築士会青年委員会が発表をすることになっていましたので、青年委員会からも、多くの委員に山形まで行ってもらいました。
全国大会に出席していただいた浜坂支部の高橋部会長に当日の様子を報告していただきます。
全国青年建築士フォーラム及び
第52回建築士会全国大会やまがた大会への参加報告
兵庫県建築士会浜坂支部青年部会
部会長 髙橋 徹

全国青年建築士フォーラム及び第52回建築士会全国大会やまがた大会への参加報告
●平成21年10月15日(木) PM:500~
全国青年建築士フォーラム(山形グランドホテル)
建築ジャーナル代表理事名古屋事務所所長竹下孝氏の「国民から見た建築士像」と題しての基調講演に約170名の青年建築士が出席。
我々、建築士は国民目線の建築士と自分では意識しているつもりでも、まだまだ世間の方々には、そう思われていないとの内容。
基調講演の後は部屋を移動しての分科会に出席。
約170名の内、約70名が第Ⅰ分科会、約100名が第Ⅱ分科会に別れた。
私は第Ⅱ分科会に出席し、他府県の建築士をばらばらに10名1グループに分け「建築士の業務と職責」をテーマに建築主の発意から建築士との出会い(Scene1)、建築士との出会いから施工者との出会い(Scene2)、施工者との出会いから完成・引渡(Scene3)の段階での建築主と建築士・施工者との考え方の相違、そしてその解決策を考えグループごとに発表しあった。

● 平成21年10月16日(金) AM9:00~PM4:30
第52回建築士会全国大会やまがた大会(山形市総合スポーツセンター)
屋台出展31・その他活動グループ1・山形県建築士会活動グループ7・次期開催建築士会1・地元企業展示10の計50のブース出展。



その内の1ブース(2,700×1,800)に兵庫県建築士会青年委員会が「地域とつながる2大ものづくり」を出展。建築士会関係者約4,000 人と一般来場者の参加、各ブースでは来店者に各々の活動を説明。

説明する赤井副委員長

説明する西尾副委員長
午後から出展ブースと同部屋の交流プラザにて7グループが活動事例発表、兵庫県建築士会青年委員会も西尾青年副会長が発表。その後パネルディスカッション。

発表前の西尾副委員長

パネルディスカッションの様子
来店者は各々のブースを回り、気に入った屋台3つに投票。投票結果により閉会式にて表彰される。
1位は次回開催建築士会の佐賀建築士会。
● 第52回建築士会全国大会を振り返って
今回、初めて全国大会に参加し勝手もわからず前日に何気なく会場を尋ねると、他府県のブースでは当日の展示の用意をしていて、私たちも慌てて当日の準備を始めた。そんなドタバタから始まった。
全国大会という名のイメージもあったと思うが、何故か寂しさを感じた。と言うのも、会場には人がまばらで出展ブースも活気が無いように思えたからだ。
他府県での全国大会でもこんな感じだったのだろうか?
しかし、フォーラムでも全国大会でも他府県の建築士会の方々との交流・出会いがあり私の貴重な財産となった。
次回は佐賀県開催で遠いが、二年後には大阪で全国大会が開催される。
大阪大会は近いので兵庫県建築士会員の皆さんも一度会場を訪れて雰囲気を感じ、他府県の建築士会員との交流を楽しんでみては如何でしょうか?
きっと貴重な体験になるでしょう。
我々、浜坂支部は今回の経験を生かし二年後のリベンジに燃えています。

会場を後にする前の、記念の一枚。
(報告者:浜坂支部青年部会長 髙橋徹)
髙橋部会長、どうもありがとうございました。
浜坂支部のHPでは、発表者の西尾副委員長が報告していただいています。
浜坂支部HP⇒こちら