2009年10月16日金曜日

【青年委員会】全国大会に行ってきました~その4~

2009年10月17日(土)

全国大会(やまがた大会)報告シリーズもいよいよ~その4~まできてしまいました。

今回は、発表者の西尾副委員長からの報告です。

それでは、西尾副委員長、渾身のレポートをどうぞ。




(社)兵庫県建築士会青年委員会

「第52回建築士会全国大会山形大会報告」



                   (社)兵庫県建築士会青年委員会 
                         副委員長 西尾高雄
 
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2009年10月15日(大会前日)
兵庫県青・赤井副委員長、浜坂支部・高橋部会長、古家庶務、西尾の4名が
大阪空港から山形入りしました。
昼食を済ませた後は、大会会場の山形市総合スポーツセンターへ向かい、ブースの設営に取り掛かります。
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出展ブースによっては、かなり手の込んだブースもありましたが、我々のブースはいたってシンプル。
設営も無事終えフォーラムの会場へ直行します。
フォーラムは、基調講演、分科会、懇親会の三本立てです。
まずは建築ジャーナルの竹下氏の、「国民から見た建築士像」と題しての基調講演でした。
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タイトル通り国民目線からのコメントでしたので、なかなか辛口調の部分があるものの、改めて建築士としての足元を、振り返るきっかけとなったのではないでしょうか。
この後、部屋を移動しての分科会ですが、「青年建築士がもっと元気になるためには」と題してのワークショップです。
各地の熱い意見を聞くことができ、大変参考になりました。
激論?を交わしていたせいもあり写真なしです。
その後は、もう一度部屋を移動し、参加者全員の懇親会が開催されました。
ここでも、様々な単位士会の方々と懇談ができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
2009年10月16日(大会当日)
前日の近畿ブロックの夜を撤してのミーティングの後遺症もなく、すがすがしい朝を迎え大会会場入りをしますと、既に多くの方々が会場周辺へお見えになっており、我々もブースでスタンバイします。
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開会式が終わると、交流プラザ会場の中も徐々に入場者が増え、我々のブースへも訪れていただいています。
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間伐材へ興味を示される方、古民家へ興味を示される方、子供たち、地域の方々との関わり方を模索される方等、多くの方々のご意見や質問を賜りました。
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また、近建青の皆さま、近畿ブロック単位士会会長の皆さま方からも激励のご訪問を賜り、ありがとうございました。
午後になりますと、会場内のステージでブロック単位の発表者による、活動発表とパネルディスカッションが開催され、私もその一人として参加させていただきました。
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プレゼンに与えられた時間は一人5分で、みなさん巧みに活動発表をされています。
私はというと、事前の時間配分のシュミレーションを怠ったため、全く時間が足りず、その結果早口の説明と、途中割愛のようなプレゼンに終わってしまい、見届けていただいた近建青の皆さまへ、ご迷惑をおかけしてしまいました。
そのような、バタバタのプレゼン後は引き続いてパネルディスカッションです。
先ほどの発表者が、ほぼ全員パネラーとして参加しています。(一部、プレゼントの方とは交替されたブロックもあったようです。)
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パネルディスカッションは、連合会青年委員会の伊藤氏の進行により、「コミュニティーアーキテクトとしての地域実践活動」と題しての議論です。
設問一は、それぞれの事業を通して、コミュニティーアーキテクトについての可能性はいかに?
設問ニは、人材確保(会員獲得)につなげるために必要なことは?
どのパネラーの方々からも、熱い意見が飛びかい、この熱意が地域や同志である建築士を支えているんだと感じました。
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参加者の方々のご意見を聞いていても、この厳しい建築業界の情勢下で、
いかにして建築士の存在意義を主張しながら、ただの地域貢献や奉仕活動に終わるのではなく、地域、建築士会、ひいては各建築士会員個人へ、メリットが生まれてくることを模索しましょう。
といった、今後我々が活動していく上で、大いに参考になるパネルディスカッションであったと思います。
                     (レポート終わり)