2009年11月14日土曜日

【神戸支部】福良港津波防災ステーション現場見学会

(社)兵庫県建築士会神戸支部青年部会では

2009年11月14日(土)に見学会を行いました。
(事業案内はコチラ



竣工後注目を集めると思われる建築物の施工現場の見学

「福良港津波防災ステーション現場見学会」

日時: 2009年11月14日 14:00~ 現地集合
会場: 福良港津波防災ステーション(南あわじ市福良甲1528-4)
        ℡ 0799-50-2350
参加費:建築士会会員¥500 一般¥1.000 学生無料

主催:神戸支部青年部会

神戸支部青年部会では、建築物の見学を通じ、建築士としての意識向上を図る目的で今回の事業を計画しました。
同時に、今回の事業を通じて、他支部(淡路支部)との接点を高める目的もあります。


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真剣に説明を聞く参加者。(もちろんヘルメット着用です!)



今回は、神戸支部青年部会の山口さんと後藤さんに当日の模様を報告してもらいます。




竣工後注目を集めると思われる建築物の施工現場の見学
福良港津波防災ステーション現場見学会

日時: 2009年11月14日 14:00~ 現地集合
会場: 福良港津波防災ステーション(南あわじ市福良甲1528-4)
        ℡ 0799-50-2350
参加費:建築士会会員¥500 一般¥1.000 学生無料
参加者:(会員)16名、(一般)5名
主催:神戸支部青年部会
今回の見学会は、
 遠藤秀平建築研究所(様)
 兵庫県 淡路県民局 県土整備部 洲本土木事務所 港湾第2課(様)
 株式会社 森長組(様)
の全面協力により行われた見学会です。(ありがとうございました)


今回の見学会は、遠藤秀平氏が設計した「福良港津波防災ステーション」の施工現場を見るものでした。
 施工現場を見学することにより、現場監理を行なう際の参考にしてもらおうとの意図を持って計画しました。
 11月14日の14:00に福良港津波防災ステーションへ現地集合し、施工者である森長組の方に現場の行程、施工方法、施設内容の説明を受けました。
 その後、施工現場に実際に入り見学を行いました。
 
 ちょうど鉄骨の梁と曲面の鋼板の壁が立ち上ったところで、特徴的な構造躯体がはっきり見学でました。
 応力の集中をさけるために採用された曲面壁や、効率的な外力を受け流す形状など興味深い構造で、その現場を視察することでかなり刺激を受けました。
 
 また、建物全体を耐候性鋼板による面構造とすることによりメンテナンスフリーとしているところなど、今後、この建築物がどのように変化していくかを建築士として見守り続けたいと感じました。
 
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 その後、今回の見学会の開催地である淡路支部の方のご好意により、丹下健三氏の「戦没学徒記念 若人の広場」や、国登録有形文化財「田中家住宅母屋」の見学を行いました。
 最新の建物を見た後に、歴史的に価値のあるものを見るというのは、なかなか感慨深いものがありました。
 今回の見学会では、施工者の森長組(西谷様)がかなり協力的に関わっていただいたお陰で事業の方がうまくいったのだと思います。
 建築中の現場を見ることで、竣工後の姿に興味をもち、完成形の見学を是非行いたいと思った反面、施工中に見学会をする事の難しさも感じました。施工中なので、参加者の安全面に対するケアなどについてです。
 今後同様の見学会を開催する際には、事前の告知を含め検討する必要性を感じました。
 今後の課題も含め検討する余地はあるとは思いますが、計画してよかった見学会だったと思います。
(報告者:兵庫県建築士会神戸支部青年部会 山口、後藤)


神戸支部の山口さん、後藤さん、報告ありがとうございます。
部会長の荒川さんも無事に事業が終了して何よりです。
お疲れ様でした。
今後も、自分たちが興味のあることをどんどん計画していってください。