電話の主は、加古川支部の松本さんでした。
~竹を間引いて、来年の春には筍が生えてくるような竹林にしようよ~
「環境改善プロジェクト・竹林の整備(仮題)」
に参加してきました。
日時:2010年11月14日(日) 10:00~15:00
場所:姫路市夢前町の竹林
主催:(社)兵庫県建築士会 加古川支部青年部会

結構な荒れ具合です
2010年11月14日 8:00頃
前日の黄砂の影響でしょうか。
仕事が思うように捗らず、この日の早朝まで仕事がずれ込んでしまいましたので、本当なら7:00ぐらいには出発したかったのですが、1時間遅れの出発で猪名川を発ちました。
集合時間は10:00頃とのことだったので、順調に行っても、ギリギリです。
9:48
ようやく目的地近くまでやってきました。

山陽自動車道の白鳥SAでトイレ休憩をして、この後、姫路西ICより地道を走ります。
10:10頃
予定より10分遅れで現地に到着
夢前町に来るのは生まれて初めてだったのですが、姫路にもこんな街があったのかと改めて感心。
途中には、以前神戸支部のブログにも書かれていた白鳥城なんかもあったりして、
- 神戸支部のブログはコチラ⇒「ゴールデンウィークかな」
いずれ機会があれば、また来よう・・・
冒頭の写真にもあるように、結構な荒れ具合です。

でも、それも仕方のないこと。
だって、竹林を整備する必要が現代社会においてはあまりないのだから。
昔は、資源として「竹」も重宝されたのでしょうが、建築現場でも「竹」を使われることなど殆どなくなりましたし、燃料としても使われることはありません。
最近でこそ、「竹炭」の原料として、若干の需要があるようですが、それも、全体の数からすればしれたもの。
なるべくしてなった状況だともいえます。
とはいえ、竹林は整備されていた方が良いに決まっています。
竹が乱立すると日光が入らなくなり、良質の竹が育ちません。
竹林で竹が育たないということは、その竹林自体が無駄なものになってしまいます。
竹林に手を加えることで、良質の竹が育ち、春にはおいしい筍が生えてくるのです。
労力や資金の問題等はありますが、可能であるのなら、竹林は整備されるべきだと思います。
(↑あくまでも、個人的な意見です)
前置きが長くなりました。作業の報告に入ります
10:20頃
作業内容の説明を受け、いざ竹林へ
今日は少しでも多くの竹を切って、竹林に日が入るようにするのが目的なので

チェーンソーを使います。
乱立している竹をバッタバッタと切り倒し、腐った竹をグシャリグシャリと踏み潰し、作業は快調に進んでいきます。

切った竹を竹林から引きずり出し、トラックに積み込める長さに切断する作業は、加古川支部の皆さんにお任せし、私はひたすら竹林の中で、竹を切り倒します。
(一番楽しい作業をさせていただきました。加古川支部の皆さん本当にありがとうございました。目っ茶苦茶楽しかったです。)
11:00過ぎ
作業を始めて、程なく過ぎましたので、休憩。
大人は煙をプカプカさせたりしておりましたが、子どもたちは


即興の「笹船つくり教室」の始まりです。
加古川支部の方たちにおじいちゃんおばあちゃんたちも交じって、子どもたちも楽しそう。
これが自然の素晴らしさなのではないでしょうか。
この後、再び作業再開
と思ったら12:00になっちゃいました
12:00といえば、昼ごはん。
みんなで、コンビニ弁当を食べました。
作業の後だったからでしょうか、それとも、夢前の大自然のせいでしょうか、
「なんておいしい昼ごはんなんだろう」
きっとどちろも正解なんだろうなぁ。と一人感心。

昼ごはんを食べながら、愉快に陽気に会話が弾む加古川支部の皆さん
3:00頃
昼からの作業も順調に進み、予定していた作業は滞りなく完了。

3mの長さに切った青竹をトラックに積み込んで作業は終了です。
この竹は、加古川に持って帰って「エコ炭」で竹炭にしてもらうそうです。
あっという間の5時間でしたが、疲労感もなく、ただただ清清しい一日でした。
それもこれも、何度も言うようで恐縮ですが、夢前の自然と、加古川支部の皆さんの人柄のおかげだと思います。
急な話だったので、告知などほとんど出来ませんでしたが、次にこのような機会がある時は多くの人が参加できるように情報発信していかなければと、少し反省。
でも、あんまりイベントっぽくやってしまうと、この楽しさが半減してしまうようで、こんな感じでゆる~い雰囲気で集まるのが良いのかもしれません。
本当に良い経験をさせていただきました。

竹林をバックに満足げな私。
え、後の竹林があんまり整備されて無いじゃないかって
(そんなこと無いですって・・・)
おしまい