今年に入って3回目の木工教室に参加してきましたので、その報告を
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ものづくりの楽しさを伝えたくて・・・
「幼稚園での木工教室(3)西山幼稚園編」
日時◇2010年11月16日(火)9:30~11:30
場所◇宝塚市立西山幼稚園
主催◇(社)兵庫県建築士会阪神支部青年部会
対象◇西山幼稚園の子ども達約100人

我らがヒーロー「ケンチック」
今年は、11月に入ってから怒涛の3連発ということで、準備も大変でした。
3つの幼稚園で別々のものを作るので、どうしても時間がかかってしまいます。
それでも、阪神支部青年部会の皆さんは、役割を分担してなんとか乗り切ったようです。
西山幼稚園での開催は今年で4年目。
どうしたら子ども達に喜んでもらえるだろうか?
時間ぎりぎりまでそんなことを考えていました。
2010年11月16日(火)9:00
西山幼稚園に集合
本当は8:50に集合だったのですが、急遽トラックを持って行こうと言う事に決まり車を洗っていたら時間に遅れてしまいました。
西山幼稚園に着くと、廣瀬部会長と安田君、そして今年から青年部会に入った堀田さんが既に準備を初めていました。
ひと通りの準備を済ませ、トラックを使った演出を打ち合わせ。
今回のケンチックはトラックに乗って登場することに決定。
「行き当たりばったり」いえいえ「臨機応変で柔軟な対応」と呼んでください。
あっという間に9:30になり園舎の中から園児たちが登場。
そろそろケンチックに着替えないと・・・
おっと間違えました、ケンチック達を呼んでこないと。
(ケンチックは遠い星からやってきたヒーローなんです)

9:30
園児たちも整列し、いよいよイベントスタートです。
今日の司会は、毎度おなじみの安田君

すっかり慣れた調子で貫禄すら感じられるほど
見ていて安心します。
今日のイベントの趣旨や建築士会のアピールなどを流暢に語ります。
9:45
あんまり話が長くなっても子ども達に嫌われますので、ケンチックに登場してもらいましょう。
西山幼稚園でのケンチック人気は相当なもので、遊園地などのヒーローショーさながらに子ども達が「ケンチックぅ~」と叫んでくれます。
「大きな声で、みんなのヒーローを呼ぼうかぁ。せいの」
「ケンチックぅ~」
ぶぉ~ん
「まだまだ声がちいさなぁ。もう一度」
「ケンチックぅ~」
ぶぉ~ん、ぶぉ~ん
「よぉ~し、もっと大きい声で呼んでみよう」
「ケンチックぅ~」
ぶぉ~ん、ぶぉ~ん。ぶるるるるん。
真っ青なダンプトラックがゆっくりと子ども達の前に。
運転席には不敵な笑みを浮かべるケンチックレッド
すると荷台からさっそうとブルーとグリーンが立ち上がり、子ども達も大喜び。
荷台の上でポーズを決めるブルーとグリーン、そして運転席から降り立ったレッドも加わり三人で決めのポーズ。
あこがれのヒーロの登場に狂気乱舞の子ども達
ちょっと美化しすぎでしょうか。
でもあながち嘘ではないほどの盛り上がりようでした。
写真がないのが残念で仕方ないのですが、この日は安田くんを入れてスタッフは4人。
ケンチックは遠い星からやってきたとは言え、ケンチックが3人居たのだからそのあたりはご察しください。
さぁて、前置きが長くなりました。
木工教室の報告です。
今回は「杉板を使った写真たて」を作ります。
杉板をただ使うのは面白くないので、杉板をバーナーで炙って焼き杉にして、かっこ良くする計画。
まずは親子で杉板を20センチぐらいの長さに切ってもらいます。

「のこぎりを使うのが初めてだってへっちゃらだい。」
と言っていたかどうかは定かではありませんが、みんな一生懸命にのこぎりを使います。
切った杉板はケンチックレッドとグリーンがバーナで炙ります

結構、この作業、しんどかったです。
ってレッドさんが言ってました。

炙った杉板を子ども達がボロ布で磨いてその上にデコレーションをして脚をつけて写真立ては完成。
(なんか、簡単に説明しすぎてません?)
11:00
そろそろイベントも終盤です。
ほとんどの子どもが写真立てを作り終えたのを見計らって記念撮影。
またまたここでトラックの登場。
子ども達をトラックの荷台に乗せ、ケンチックと一緒に記念撮影。
トラックの荷台に乗るのって、普通に車に乗るのとは違って、テンション上がるみたいです。

父兄の皆さんも、いっぱい写真を撮ってくれました。
きっと、良い思い出になったのではないのでしょうか。
(なってくれているといいんですが。)
そんなこんなで、慌ただしかったイベントもようやくフィナーレ。
最後に安田くんが子ども達に
「将来、建築士になりたい人」と聞くと

「はい」「はい」「はい」・・・・

けっこうな人数の子ども達が建築士になりたいと手を上げてくれました。
(写真の子ども達は手を上げていないじゃないかって。そんなにうまい事、写真が撮れたら苦労しませんって)
その光景を見て、
「この幼稚園に来て良かったなぁ」

と確かめ合うケンチックレッドとブルーとグリーンなのでありました。
安田くんも感無量だったんじゃないのかな。

園長先生にも

「楽しい思い出をありがとう。また来年も来て欲しいなぁ」
なんて言われたりして・・・
幼稚園での木工教室をするといつも思います。
子ども達のためにやっている事業であることに違いはないのですが、子ども達から与えられる事の方が多すぎて、きっとこの事業は自分の為に、自分がもっと成長していくために存在する事業なんだと。
「ありがとうございました」て子ども達に言われると
「いやいや、こっちの方こそ、ほんまにありがとう」って心から言ってしまいます。
今年の木工教室事業はこれにて終了しますが、いつかどこかでケンチックを見かけたらその時は「がんばれよ」と声をかけてやってください。
あと、ついでに「かっこいいね」なんて言ってもらえると、素直に喜ぶと思います。
(特に太っちょのレッドは単純なんで・・・)
ところで、子ども達の作品の写真って。
これまた申し訳ありません。無いんですよ・・・
阪神支部青年部会のブログはこちら
木工教室事業の報告を真面目にわかりやすくしてくれています
(別に僕の報告がふざけているわけではないのですが・・・)
おしまい