2010年1月13日水曜日

【加古川支部】『地域産業担い手事業』に参画してきました

(社)兵庫県建築士会 加古川支部 青年部会では
地域の学校と協力して、次代の匠を育てていく事業に参画しています。



平成21年度 
 『地域産業の担い手育成プロジェクト』
     (建設産業人材確保育成モデル事業)


◇日時:2009年8月~2010年1月13日
◇場所:加古川市立志方小学校
◇対象:東播工業高等学校(土木科、建築科)の生徒 32名

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◇協力・連携組織
   :国交省・文部科学省・加古川市教育委員会・志方小学校PTA
   :㈱タケフジ ㈱吉川商店・(有)巧建築工房・関工エンジニア㈱・小林設備㈱・㈱山口電気


それでは、加古川支部の竹下さんが報告してくれた事業報告シートをもとに報告します。



2009年8月~2010年1月13日
《事業の目的》
加古川支部青年部会では、次世代の人材確保を目的として行われている
『平成21年度 地域産業の担い手育成プロジェクト(建設産業人材確保育成モデル事業)』
に参加している東播工業高等学校(土木科、建築科)の生徒たちに、より実践的な技術指導を行う事で、事業への参画を行いました。
《事業の内容》
(はじまり)
土木科(建築科)の実習先を探していた同校(東播工業高校)と、環境学習に力を入れる同小(志方小学校)の希望が一致。
「校庭に東屋を作成する」
(作業の流れ)
同校土木科・建築科・電気科の敬3科の3年生24人が基本案を計画、建築士会及び地元建設業が協力して図面化、8月に着工した。

9月末より毎週木曜日に㈱タケフジ(竹下孝行 加古川青年部役員)の加工場にて製材を行い、10月15日に上棟した。
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志方小学校での作業風景

その後毎週木曜日に作業を行い11月19日に完成。
同日視察に訪れた国交省の方々に面会、意見交換をさせていただいた。

1月13日に完成式典を行った。
地元テレビ局、新聞社の取材をうけた。
《建築士会の関わり》
・土木科生徒への測量の指導
・側溝、庭園の設計施工の指導
・東屋の設計
・技術指導     などを行った。


加古川支部の竹下さん、報告ありがとうございました。
長尾部会長をはじめとする加古川支部の皆さん、8月から1月までと、半年間をかけての作業お疲れ様でした。
現在の日本において、技術者不足は深刻な問題となっています。
「ものを作る楽しさ」「よろこび」を上手に次世代に伝えていく事は、本当に大切なことだと思います。
「地域に根ざした建築士会」を目指し、今後もこのような活動を精力的に行っていきましょう。
がんばりましょう。